普段、「無理に挑戦して失敗するよりは…」と木目が複雑ではないものを選んで挽きがちなのですが、先日社長が「たまには杢がある木も挽いてみな」とのことでしたので色々挑戦してみました。
一つ目は通常品の一つでもある栃です。栃は角度によってキラキラ光る縮み杢が綺麗なのですが、気をつけて挽かないと杢の部分がそのまま凹凸になってしまいます。そして無理矢理ペーパーで整えようとするとツヤがなくなったり形が崩れたりしてしまうので最初に刃物をしっかり切れる状態にすることがとにかく重要になります。
二つ目はマーカー花梨です。不規則な色合いがまさしくオンリーワン!といった感じですがこちらも慎重に挽かないと不規則にガタガタになってしまいます。また、木の皮や穴が表面に出てくることがあるので手触りが悪くならないように綺麗に調える必要があります。いずれにしても刃物がよく切れるか切れないかで仕上がりが大きく変わってきます。
これよりもっと加工が難しい木がたくさんあるらしいので戦々恐々、といった感じですが、いずれは何でも挽けるようになりたいです!
コメント